リハビリテーションとは

理学療法士が個々に応じた
リハビリを提案
リハビリテーションとは、基本的動作の回復を通して、日常生活活動の自立あるいは介助の軽減を図るために、一人一人の患者さんの状態に合わせて、運動療法、物理療法、日常生活動作練習、装具療法などを行うことです。
当院では、運動器(骨、関節、靭帯、筋肉、神経など)疾患や外傷における症状緩和のためのリハビリテーションによる治療を行っています。小さいお子様からご年配の方、手術後、労働中のケガ、スポーツをされる方など幅広い方々に来院していただけるよう、理学療法士が個々に応じたリハビリを提案いたします。
現在リハビリテーションは、理学療法士は常勤3名、非常勤は2名で、必要に応じて応援理学療法士は数名います。今後も増員の予定です。リハビリアシスタントの5名を加えたスタッフで運営しています。当院リハビリは、開院当初から、とくに役職スタッフを置くことなく、スタッフ全員が診療と密に連携を取ることによって、より充実した医療を提供できるように、努めています。
主なハビリテーションについて
- 運動器は動く事にかかわる骨、筋肉、関節、神経などの総称です。運動器リハビリテーション治療は、運動器の機能が低下した状態、骨折や関節リウマチ、骨粗鬆症、変形性膝関節症などの関節が悪くなった状態、頸椎や腰椎が悪くなった脊椎疾患、スポーツによる運動器の障害、また最も頻度が高いと言われる腰痛、肩こりなどに対して行います。
- 運動器のリハビリテーション治療は、低下した筋力や関節の動く範囲の改善を図り、立ち上がり、歩行、階段などの日常生活動作の獲得や、障害された機能を回復し職場復帰などの社会活動ができるように、またより高度な能力が必要なスポーツ活動への復帰を目指して行われます。
- 健康寿命の延伸、介護予防を目的として、高齢者にロコモティブシンドロームを広く知ってもらい、足腰を強くして元気になっていただくことも運動器リハビリテーションの治療の一環であると言えます。
運動器リハビリテーション
- 患部の治療だけでなく、そのスポーツを遂行するために必要な身体機能やスポーツ動作の改善を図ります。その為必要なリハビリプリグラムを作成し、競技特性に応じたトレーニングを行っていきます。
- 全身のバランス(故障個所とそれ以外の関係性)、スポーツ動作という動きの中から考え、故障の原因を解明し、適切なリハビリを行います。